17:続・第2日・2008年1月6日(日)
この日礼拝を捧げた教会は枚方コミュニティー・チャーチ。私は、日曜日ごとに道中にあるプロテスタント教会の礼拝に出席することが出来ましたが、日本二十六聖人たちにその自由はあったのでしょうか?
手は縛られても口は縛られていなかったので、彼らは人々にキリストの教えを語り、神を賛美しながら長崎を目指しました。これも立派な礼拝と言えます。しかし、キリストの体と血(聖体)を頂く聖体拝領には、それを熱望したにも拘わらず、最後まで与れなかったようです。
礼拝後、お雑煮を頂き、日本二十六聖人のオラトリオが流れる中、教会の皆さんに祝福されて教会を辞しました。
教会からは淀川左岸に出て大阪を目指します。対岸には、キリシタン大名高山右近が治めた高槻の町。彼こそが、あの日のキリシタン捕縛の筆頭に挙げられて然るべき人物でした。
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