11:もう一つの歩くきっかけ−進まぬ原画
件の教会から送って頂いた資料を読み、教会の方々ともお会いした一昨年の夏以降、私はステンドグラスの構想を練って行きました。
年が明けて、私は原画の完成に集中して取り組みました。期が熟すには今一つ早い感じはしたものの、たたき台になる程度のものは提出する時期に来ていると判断したからでした。
初めは順調そうに見えたその作業は、次第に困難の度を増して行きました。描いては没、別の構想に変更しては行き詰まり、そんなことの繰り返しであっという間に三月も過ぎて行きました。
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