歩いて長崎へ>3:耳たぶ切落し・一条戻り橋






3:耳たぶ切落し・一条戻り橋





 24人は、相前後して二条城前の古城町にあったと言われる獄舎に入れられ、1月3日、一条戻り橋で左耳たぶの一部を切り取られ、その日は3人ずつ牛車に乗せられて都を引き回されます。野次馬やキリシタンで溢れる道すがら、捕われ人の司祭や修道士たちはキリストの教えを人々に投げかけ、それに合わせるように三人の少年たちが神様を賛美したと言われています。

 1月6日朝、私はフランシスコの家の跡地に立つ碑を見て油小路を上がりながら獄舎のあった辺りを過ぎ、一条戻り橋に着きました。

 今では、その橋から東に程近いところにカトリックの西陣教会が建てられています。






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