32:続・第7日・2008年1月11日(金)
昼前から降り出した雨は、有年(うね)の先の国道2号の峠で土砂降りになりました。幸い、道端に小さなほこらを見つけたのでしばらく雨宿り。二十六聖人の一行も何度も冬の冷たい雨に打たれたことでしょう。
ところで、この峠の名前は鯰峠というのですが、長崎から帰るまでずっとウナギ峠と思っていました。本当の読みはナマズ峠。鯰の実物を近所の家で見たのですが、けっこう可愛いですね。
その後、トンネル内は歩けないので船坂峠は地元の人に教えられた旧道へ廻ります。人と自転車の専用道ですが、落ち葉と枯れ枝で道が埋まりそう。峠を越えるまで誰にも出会いませんでした。
三石駅に着いたのが午後5時。電車で宿のある相生駅まで戻ります。明日は予備の靴で歩くことになりそうです。
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